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2008年11月 3日 (月)

「国民参加の森づくり」シンポジウム

来年,長崎県で行われる育樹際に先立って,「国民参加の森づくり」シンポジウムが佐世保で開催された.

「森は海の恋人」というキャッチフレーズで,漁民による森づくりのムーブメントを引き起こした畠山さん,こうした動きに触発されて「森里海連関学」を提唱して京都大学にそれを冠する講座を立ち上げた田中先生,佐世保で市民による森づくり活動をプロモートしてきている神山さん,そして,世界各地での花粉分析をとおして森と文明の盛衰とを関連づけた環境史・文明論を構築された安田先生らと,パネラーとして同席させてもらった.

安田先生は,僕が広島大学の学生だったときにお世話になった方でもあり,25年ぶりくらいにお会いした.「環境考古学事始」(NHKブックス)をはじめとして,安田先生が著した本は僕にかなりの影響を与えているので,久々にお会いし,話をお聞ききすることをとても楽しみにしていた.

魚と米を食う文化と羊や牛の肉を食う文化,そしてその森と文明の持続性の違い.よどみないまっすぐな話しぶり.発想の柔軟さと大きさ.人をひきつけて動かすのは,こういう信念と哲学をもった人なんだなあと感心させられた.

●基調講演
  鉄がつなぐ森と海--漁師の植樹20年
  畠山 重篤 氏(牡蠣の森を慕う会代表)

●基調報告
 森里海連環学--海と森のつながりはどこまでわかったか
    田中    克 氏(サバ大学ボルネオ海洋研究所客員教授)
 地域の森を育てる--恵まれた環境を子供たちのために
    神山 秀美 氏(100年の森構想実行委員会代表)  
 地域を見すえて--“千年の森づくり”の経験から
    鎌田 磨人 氏(徳島大学大学院教授)
 森と川と海 循環文明の世紀へ
   安田 喜憲 氏(国際日本文化研究センター教授)

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◆ 夜,博多にもどり伊東啓太郎さんと夕食.楽しい会話とワイン.

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