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2010年9月 3日 (金)

フォーラム「ニホンジカ個体数調整のための技術と体制」

剣山地域ニホンジカ被害対策協議会の主催によるフォーラム.僕はこの協議会の会長を務めている.

「徳島県ではニホンジカによる農林業被害や自然林植生の衰退問題への対策として,特定鳥獣保護管理計画による個体数調整を推進している.けれども,猟者数の減少等,目標水準の達成には多くの課題を抱えている.今回は捕獲技術の面から,そして個体数調整のための体制面から,それぞれ現状における課題とその解決策を検討する」ことが目的.

企画者の森さんと話し合いながら,「捕獲技術に関する報告」と,「有効な個体数調整のための体制づくり」の2部構成にして議論することに.

後半の第2部では,猟友会会長の濱口さんから問題提起をしてもらって,それに基づいて議論を進めることに.徳島の鳥獣保護に係る施策は,狩猟者から徴収している「狩猟税」によって賄われている.これは,本来,狩猟者の楽しみによって鳥獣の個体数が減りすぎないようコントロールするために使われる目的税であるはず.増えすぎたシカを駆除したり,個体数調整するといった公的サービスにあたる部分は,本来,その税で賄うべきものではない.加えて,それら公的責任で行うべきことが,狩猟者のボランティアに頼り切っている.

濱口さんから提起された問題は,以下のようなこと.1)ハンターの育成,2)狩猟税の還元,3)猟期の延長,4)猟ができる場所についての規制緩和

パネルディスカッションでは,その辺のことを整理したうえで,どのような体制が必要か掘り下げることに.

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そもそも,シカによる食害の問題や,それに対する猟友会の役割が一般社会(県民)に知られていないのが,大きな問題の一つだと僕は思っている.そのため,今回のフォーラムは,メディアに取り上げてもらいたいと,僕は思っていた.残念ながら,メディアはほとんど来てくれなかった..

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第Ⅰ部 捕獲技術に関する報告

1. 捕獲柵を用いた個体数調整の試み

  森一生(徳島県西部総合県民局)

2. 各地での捕獲実施状況の報告

  a. 四国森林管理局からの報告

    (四国森林管理局技術総合センター)

  b. 高知県からの報告

    梶原 規弘(文化生活部鳥獣対策課) 

3. 兵庫県での大量捕獲実験の紹介(8月21日公開実験視察報告)

  森一生(徳島県西部総合県民局)

第Ⅱ部 有効な個体数調整のための体制づくり

1. 問題提起 「個体数調整の担い手としての猟友会から見た課題」

  濱口 靖徳(徳島県猟友会会長)

2. 総合討論

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