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2010年10月25日 (月)

COP10 生物多様性国際自治体会議 1日目

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生物多様性国際自治体会議。国外の60地域、国内の120地域に加え、いくつかの国際機関が参加。全体では500名を超える。世界の自治体がパートナーシップを結び、情報交換しながらそれぞれの自治体でLocal Planの策定、Local Actionに反映していこうとする試み。 徳島県からも自然環境課の西条課長と片山課長補佐が参加されていた。

メキシコは22の州のうち17が自主的に生物多様性地域戦略を策定しているとのこと。今年、それらの州が一堂に会して、サミットを実施したとのこと。相互評価したり、学び合ったりできるこの取り組みは、面白いな。日本でもやればいいと思います。

スペインでは220を超える地方自治体がネットワークを形成している。互いに情報交換しながら、すぐれたボランティア活動や環境教育に賞も出しているとのこと。小さな活動がボトムアップでたくさん立ち上がっていき、国内に広がっていくことが期待されている。これも見習えるな。

日本、ブラジル、メキシコ、スペイン、シンガポール、英国、カナダ、南アフリカからのLocal Plan & Actionについての報告。それぞれに面白い。隣の芝生だからかな。。

この自治体会議の宣言文が、COP10にインプットされる。原案には、URBIO2010の宣言文に盛り込んだ内容が結構たくさん盛り込まれている。

午後は分科会。僕は「地域での生物多様性と気候変動とのつながり」に参加。都市の生物多様性の回復を気候変動の緩和・適応と関連付けて進めることが重要。

ダーバン(南アフリカ)、名古屋、チェンライ(タイ)、シドニー(オーストラリア)、横浜、ストックホルム(スウェーデン)からの報告。アウトプットはそれぞれだけど、どこも人のネットワーク化をして協働の枠組みを作ってきてる。

キース・G・ティドバル教授(コーネル大)の講演。都市の“回復力 Resilience"の回復こそが重要。協働による管理が持つ、回復のためのフィードバックシステム。Greening in the Red Zoneという本。

総合討論。都市の生物多様性に関連する、教育(学校教育、生涯教育)のことなど。教育はタイミングが難しいねぇ、あまり早い年代にやってもねぇ、といった話に対して、ケニアでは子供たちに、自然に感謝をする気持をなるべく早い時から伝えていくといった、会場からの応え。ケニアの方が言うとおりだと思うな。

教育の話題で盛り上がった。自治体会議の宣言文に、どう盛り込むかってことに話が移った。次回、COP11のとき、インドでの自治体会議には、地元の教育関係の人を招くべきとの提案。こうやって決まっていくんだなぁ。

Environmental justice、という考え方。生物多様性の劣化によって、最も打撃を受けるのは貧困層。私たちの行動で、そういった人々にしわ寄せがいかないよう、正義感からの行動を。なるほど、そのとおりだ。

こういう政治的な会議は初めてだけど、なかなか楽しい。とても前向きな人たちがここには集まっている。困難なことも多いけど、それでも、このような機会があって前に進んでいくのだろうな。国をとおさない、自治体間の世界ネットワークが持つ意味は大きいと思いました。

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