COP10 生物多様性と湿地の保全に関する世界NGO会議
生物多様性条約_COP10期間中に開催される、「生物多様性国際自治体会議」に参加するため名古屋。今日は、次回、COP11開催地のインドの人とURBIO2012について打ち合わせすることになっているけど、なかなか時間調整できずにアタフタ。。
打ち合わせまでの時間、愛知大学で開催されているCOP10サイドイベント「生物多様性と湿地の保全に関する世界NGO会議」に参加。ラムサール条約では、「水循環」や「水の安全保障」が大きなテーマになっているよう。そして、生物多様性条約との間で、うまく調整しきれてないことなど。
Whooping Cranes。アメリカでの湿地回復のためのフラッグ種。一時は21羽にまで減っていたが、現在は500羽程度まで回復したとのこと。日本のトキやコウノトリのような存在か。。
アフリカでの湿地保全に関しての報告。以外に多くの湿地がラムサール湿地となっていて、政府やNGOとの連携で管理されているとのこと。一方で、それは建前にとどまっているという状況や、資金が直接政府に流れ込むことによる問題など。アフリカでは通信インフラが整備されてないことが問題。もっとインターネットが使えるようになればNGOの活動も進むだろうとのこと。資金の問題が、大きく訴えられている。
ヨーロッパ。Critical Site Network (CSN) という新しいツール。アフリカ、ユーラシアの294種の保全のためのデータベース。3020か所で550程度の個体群についての状況。
ルーマニア、東ヨーロッパ。化学物質による水汚染が大きな問題。ドナウ川など、国際河川であることによる難しさ。
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