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2010年12月25日 (土)

環境研究総合推進費アドバイザリーボード会合

環境研究総合推進費「水田地帯の生物多様性再生に向けた自然資本・社会資本の評価と再生シナリオの提案」アドバイザリーボード会合、午後1時から5時まで、京都大学東京オフィスにて。
<参加者>
研究グループ:夏原由博、鎌田磨人、田代優秋、大塚泰介、日鷹一雅、森本幸裕、秋山吉寛、藤栄剛、牧野厚史、楊平
アドバイザー:鳥越皓之、浅野耕太、宮下直
プログラムオフィサー:志水俊夫

各研究グループから実施状況を説明。僕のグループの課題は、「地利用・社会変化および生物多様性ポテンシャルに基づく水田地域の類型化手法の構築」。今年度は、田代さん、大橋(B4)と高橋(B4)とともに、以下の内容に取り組んでいる。
1)国土スケールで見た種群の分布
   Maxentを用いたモデル構築,エコリージョン区分試行
2)地域スケールで見た種群の分布
   淀川流域(滋賀,京都,大阪),吉野川流域(徳島)
3)ローカルスケールで見た種群の分布
   徳島県鳴門市段関・大幸地区
   水文的特徴との関連性
4)人と人のネットワーク構築支援のための論理

内容的には悪くないと思うのだけれど、昨日まで解析にかかっていて、完全に準備不足。鳥越さんからは、「昨年の発表と比べて面白さが分からない。面白いコアの部分はどこにあるのか? 昨年のようなヤンチャ性を感じられない」との厳しい指摘。マルチスケールでやることの意味を、きちんと伝えられなかった。反省。。

宮下さんからは、「希少性や固有性の情報を入れ込むべき」とのコメント。それぞれの種の生活史がわかっていないので、結構むずかしいのだけれど、挑戦すべき課題ではある。少し考えよう。

浅野さんからは、「協働での保全・再生に係る人のネットワーク分析を生態学者がやろうとする方向が面白い。生態学での群集のネットワーク解析との相同性があるのかどうか興味深い」との評価。そこまで考えていなかったのだけれど、言われてみれば確かにそうだ。アナロガスな視点になるかもしれないが、宮下さんの本や論文をひもときながら、少し考えてみよう。

このプロジェクト、最終的には政策論にまで持っていなかければならないのだけれど、全体の志向がまとまりきっておらず、これからの全体討議に基づく意識の集約とスピードアップが必要。当然、このことについてはアドバイザーからつっこまれた。

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