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2011年7月

2011年7月30日 (土)

能登ー金沢大学能登学舎

金沢大学能登学舎の中山さんの招きで、能登へ。前から行ってみたかったのだけれど、ようやく念願かなって。。

29日、石川県民健康の森で「地域づくり支援講座」。お題は、「協働の森づくりのしくみとプロセスー徳島県上勝町“高丸山千年の森”の取り組み」。上勝での協働による森づくりを中心とした話し。

30日は金沢大の能登学舎で”自然共生型能登再生論”。お題は、「協働のプロセス・マネジメントと人のネットワーク・デザインー地域資源としての生態系の管理に向けて」。上勝、北広島、白保の比較から、協働のしくみや、”協働コーディネータ”の役割について考える。そして、参加者の皆さんとワークショップ。受講生の皆さんがとても熱心で、僕も楽しく話しさせてもらいました。WSでは、いろいろな課題があることを共有できたし。里山マイスターに関わっているかたがたが、ほんとに生き生きしてることに、惹かれてしまいました。能登、いいところですね。

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◆ サンダーバードのって琵琶湖西岸を北上中。金沢そして能登へ。どんな人たちと出会えるのか、どんなもの食べられるのか、楽しみぃ。それにしても、移動中、あちこちから電話、メール。今日は調整業務は無理ですからぁ〜  11/07/29 13:52
◆ 金沢に着いた。新潟方面は大雨で、運行取りやめになっているとのアナウンス。11/07/29 15:22
◆ 輪島、健康の森総合交流センター到着。涼しい。道中に宇野さんから教えてもらった、海女集落の歴史、ため池管理の話し、能登の林業の話し。面白かった。って出そうとしたら、電波なし…    で、懇親会の二次会まで終わったのでした。 その間、能登の奥深さに触れてました。恐るべき、愛すべき能登。 11/07/30 0:14

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2011年7月27日 (水)

環境審議会鳥獣部会

環境審議会鳥獣部会。徳島の吉野川から南のすべての範囲について、シカの狩猟期間を1ヶ月延期して3月15日までとする、そして、1日当たりの捕獲数制限を解除する。

シカ問題に関しては、諮問内容を離れて、様々な意見が委員から出てくる。それだけ身近で、差し迫った課題。

委員から、森林税や環境税の目的税を作ってシカを含む、生態系管理のための費用を作り出すべきという意見や、県庁内の様々な部署にちらばっている環境情報を集約して使えるようにするための生物多様性センターを作るべき、といった意見も。これらは、生物多様性地域戦略の策定過程で考えていこう。

◆ 生物多様性とくしま会議が県と一緒に提案していた「新しい公共」による助成事業、1次審査はとおったらしい。まずはよかった。次はプレゼンによる二次審査。がんばってください!

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2011年7月16日 (土)

集中講義ー東京農工大

16日、星野先生の招きで、東京農工大で大学院生を対象とする集中講義。

「生物多様性・生態系保全の取り組みを行っていく上で必要な視点である、以下の事項について考えます。1)保全・再生すべき場所を抽出していくための考え方―ポテンシャル・ハビタットの把握、2)保全・再生の取り組みのプロセス・ マネジメントと人のネットワーク・デザイン」。現在進行形のプロジェクトなどについての話し。

「河童」のポテンシャル解析に関する話は好評だった。徳島の伝承にある「いいことも悪こともする河童」と「悪いことしかしない河童」の分布を水文環境と関連付けることで、水と人との関係史が見えてくる、というもの。

集中講義の前日、15日には、星野先生と環境省の植生調査データを使った植生解析の手法について打合せ。

構内には、馬の散歩をしている学生。

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2011年7月12日 (火)

協働による活動−実施に向けた準備

7日、「生物多様性とくしま戦略策定連絡会議」。タウンミーティングに向けての準備がそれぞれの部会で進められ、場所と日程がほぼ確定した。市民団体がコーディネートにより、8月末〜10月初めまで県内9ヶ所で開催する。少ない時間の中で、ワークショップ運営技術も学んでもらわなければ。

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10日、「さめうら水源の森木の駅プロジェクト」に並行して動かす、「森の健康診断」打合せ。森の健康診断は10月2日に実施。それまでの間にリーダー養成講座を、上勝町の千年の森ふれあい館」とその周辺で開催していく。マネジメントは、千年の森ふれあい館の原田さん。

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12日、「みなみから届ける環づくり会議」の竹林WGによる社会協働実験の打合せ。木の駅プロジェクトを真似て、「竹の駅プロジェクト」とでも言うようなものを動かす。農家や集積場所の調整にはJAあなん,加工についてはバンブーケミカル研究所,販売先については王子製紙等の企業,課題・検討のまとめや調査・開発研究については阿南高専や徳島大学,地域との調整には徳島県や阿南市・那賀町が担い,農家の自伐による竹林管理のしくみを構築していく。9日に、WGメンバーで、竹の切り出しから集積場までに係る労力と、単位労働力当たりの切り出し可能量を測定するための試行実験を行なった。最も大きな労力は、伐採した竹材を道路まで搬出する作業。この部分に助っ人が必要かも。後は助成金が当たるかどうか。助成金がなくても手弁当でやるのだ、という皆んなの決意。目標と信頼関係で結ばれたチームは強い。このネットワークが作られるまで5年をかけてきている。

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2011年7月 3日 (日)

フィールド研究会 in 阿蘇 「地域主導型科学者コミュニティーの創生」

2日、阿蘇で「地域主導型科学者コミュニティーの創生」の現地研究会。そして、3日、熊本大学で公開シンポ。
熊本までは、新幹線「さくら」、熊本から阿蘇へは「あそボーイ」。どちらも水戸岡 鋭治氏のデザイン。ほっこりする空間。
鉄壁の守りがめざされた熊本城。阿蘇、霧の草原。垣間見える火口、周辺にはシェルター。豊富な湧水。そして、阿蘇をまるごと博物館として、資源を活用し伝える人。
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公開シンポ「地域が国際的な制度を活かすために」、白川氏によるtogetter

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