研究室

2009年7月 7日 (火)

アカテガニ調査 城山

7月,大潮の夜,城山の山中で過ごしていたアカテガニが助任川に産卵におりてくる。助任川の一部には自然の状態に近い古い護岸が残っているが,大方は新しい護岸でおおわれている。アカテガニにとってはどっちがいいのか,それを確かめるための調査。山側で降りてくるアカテガニを調べるもの,川側にはしごをおろして産卵するアカテガニを調べるもの。山と川の間には,自転車やジョギングで大勢が行きかう道路。アカテガニは右往左往して,なかなかたどりつけない。ビデオを使って,人の往来がアカテガニの往来に与える影響も調査。そんなこんなで,総勢22名の大チーム。

「海と山を行き来するアカテガニを指標として,城山という徳島の町中に残された緑地の健全性を評価する」というのが,稲飯さん(D3)の研究目標の一つ。四宮(B4)が卒論でそれをサポートして今回の調査をマネージメント。頼もしい。こうした経験をとおして,マネージメント能力も向上していく。それは社会に出てからも役立つだろう。

でも,今日はアカテガニの数はいま一つ。7月22日と8月7日にも同じ調査を行って,データをとる。

そういえば,今日は七夕,そして満月。夜空を楽しむ時間はなかったけれど。

01_3

02_3

03_2

04_3

05_2

06

調査の様子をNHKが取材に。産卵の様子も熱心に撮影してくれた。番組になるのが楽しみ。

06_nhk1

07_nhk2

調査の様子は,研究室のブログで四宮も紹介している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 1日 (水)

研究室 オープンゼミ

18時30分~20時30分,3年生の研究室選択を前にして,研究室の活動紹介。

僕が30分程度の話をした後は,研究室の学生におまかせ。今までに学会発表等に使ったポスターを使って,3年生にプレゼンテーション。僕がいると場が緊張するみたいなので,僕はそこにはいさせてもらえない。。

学生だけによる情報交換ってのは,とてもいい感じ。

01_5

02_5

03_5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 6日 (土)

研究室バーベキュー大会

夏を感じる日差し,風,波,そしてバーベキュー。気持ちのいい休日。徳島県境,高知の白浜にて。熱田(B4)のマネージメント。

0

1

Photo

Photo_4

Photo_2

Photo_3

研究室のブログにも記事を掲載。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 4日 (木)

ゼミと研究打合せ

3日。16時,染矢さん(アジア航測)が来学。18時30分~21時,ゼミで,染矢さんが関与している,環境省の植生図作成についてのレクチャー。環境省が蓄積してきている植生調査資料を用いて,国土のモニタリング手法を構築していくための仕事を,研究室をあげて実施していくための予備知識をみんなに提供してもらう。

22時~ 家で飲み会。飯山さんが合流。二人とも広島大学の中越さんの研究室で研究した仲間。3時まで語る。

4日。10時~17時,研究方針について打ち合わせ,討議。竹村(M2),宮本(M1),伊川(B4),前田(B4)が参加。

宮本が進めている国土の土地利用変化に関する類型手法の構築に加えて,環境省の植生図GISを用いた竹林の潜在的分布域とそれを用いた拡大範囲予測モデルの構築,植生調査資料を用いた林冠構成種(主にブナ科)の生育範囲と作成された植生図との整合性について検討することに。かなりハードルは高いけれど,こうした技術開発をとおして,国土を合理的にモニタリングしていく手法についての見通しをたてられればと思う。

宮本が,今,必死に取り組んでいる研究を少しだけ紹介。

日本の国土は,森林,草地,農地(水田,畑地),宅地に大別でき,里地里山景観は,これらのモザイクとして特徴づけられる。これら土地利用の変化は,過疎化による草地や農地の森林化と,都市化による森林,草地,農地の宅地化に大別できるだろう。それを前提として,1976年と1997年の土地利用100m細分メッシュ(国土地理院), 1980年と1995年の国勢調査による人口データ(総務省)を用いて,土地利用の変化パターンを類型化しようとしている。

1)日本全域を2次メッシュ(10km x 10km)に分割し,土地利用については,水田から森林,宅地となった面積,水田以外の農地から森林,宅地となった面積,荒地(草地)から森林,宅地となった面積,森林から水田,水田以外の農地,荒地(草地),宅地となった面積,1976年の水田,水田以外の農地,荒地(草地),森林,宅地それぞれの面積を集計した。次に,これら15変数を用いてModel-based Clusteringにより類型化する。

2)人口については1980年のメッシュ内の人口,および,1980年から1995年の間の人口変化率を2次メッシュで集計し,それら2変数を用いてModel-based Clusteringにより類型化する。

3)そして,土地利用変化で類型化され抽出された地域と,人口変化で類型化され抽出された地域との対応付ける。

この成果は,6月27日の景観生態学会(新潟大)で発表される。楽しみ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 1日 (月)

研究室ゼミ 野田さんによる穂谷の紹介

日本の里100選」にも選ばれた大阪の穂谷を紹介してもらうために,野田さん(大阪自然環境保全協会)を招いてのゼミ。以前,野田さんには現地を案内してもらった。

野田さんのスライドによる,里山の説明,穂谷の風景。

<第1部>

話題提供者:野田奏栄氏(大阪自然環境保全協会 理事)

内容:「穂谷(大阪府枚方市)の里山紹介」

都市域が拡大する中,穂谷地区には,「日本の里100選」にも選定された優れた里地里山が残されていて,環境省のモニタリングサイト1000のコアサイトともなっている。大阪自然環境保全協会は,モニタリングサイト1000の現地事務局の役割を担っている。日頃より穂谷での保全活動に携わっている野田さんから,穂谷の里の四季の風景と,そこで行われている保全活動について紹介してもらった。

里山についての知識はある程度もっている学生たちだけど,そのリアリティにはまだ触れられていない。野田さんのスライドをみて,ぜひ,穂谷に行きたいと皆が言ってくれたのはうれしかった。次は,いよいよ現地へ。。

時間:13時30分~15時

01_4

<第2部>

ワークショップ形式での野田さんからのヒアリング。野田さんからのヒアリングをとおして,穂谷での保全活動に関わっている人・組織のネットワーク地図の作成を行った。これをもとに,うちの研究室の里山プロジェクトグループで,穂谷での研究の可能性・方向性を検討していく。穂谷での研究には,伊川,宮本をコアとして,竹村,前田が参画。

このワークショップには千年の森ふれあい館の勝瀬さんも参加し,ここで用いた人的ネットワークの抽出手法についての有効性を検討。千年の森での人のネットワークの広がりの分析に用いていく予定。

時間:15時30分~17時30分

02_3

03_3

04_ws

<第3部>

活魚水産にて,食事会というか,飲み会。19時~

その楽しさと,おいしさは言うに及ばず。。

05_3

06

07_2

↑ セッタ(雪駄)エビ。他の地域ではあまり見ないけれど,徳島での海女料理といったこれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月30日 (土)

棚田での田植え

毎年の恒例行事となっている,上勝の棚田での田植え。上勝では田んぼのオーナー制を実施していて,僕たちの研究室では桑原さんの田んぼを借りている。桑原さんにはお世話になりっぱなし。僕は2年ぶりの参加。

田の泥,そして風の感触。

01

02_2_2

03

04

05

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月17日 (日)

生態学会中国四国地区会 高知

第53回日本生態学会中国・四国地区大会,5月16日(土)~17日(日),高知大にて。

地区会には久しぶりの参加。

4年になったばかりの熱田さんが学会デビュー。3年生が一昨年から実習で行っている高丸山ブナ林のモニタリング調査の結果をまとめて発表。彼女も,昨年,この実習に参加した。自らの実習成果と,その前年の実習成果をあわせて解析した。とても熱心た結果,何人もが聞きに来てくれて,発表時間の間,ずっと説明を繰り返していた。発表も堂々としていて,立派だった。

01

02

熱田尚子・鎌田磨人.徳島県高丸山ブナ林における林分構造の8年間の変化.

<要旨> 徳島県上勝町高丸山のブナ林に設置された1350㎡の調査区での、8年間(2000~2008年)の林分構造の変化を、種組成、サイズ分布の変化から把握した。そして、同時に、この調査区における野生ニホンジカの生息密度、食害状況についても調査し、これらから変化の要因を推定した。個体数は全体で170から145へ減少し、特に胸高直径の最も小さい階級と最も大きな階級で減少が見られた。胸高直径の大きな階級での減少要因はブナの倒木である。また、中間の階級では、進級が認められた。材積ではブナの減少が著しく、優占種がブナからヨグソミネバリに移った。糞粒調査の結果から推定されたシカの密度は、植生に大きく影響するものであった。シカによる食害を受けている種は低木および中木性樹種であり、胸高直径の小さいものほど被害を受ける割合が高かった。林床を覆うスズタケも減少しており、この変化もシカによる食害によるものと推定された。この調査区では、林冠構成木については倒木が、林床植生についてはシカによる食害が、減少の主な要因であった。林冠構成種の倒木後も実生の成長は確認されず、この林分の更新を助け維持していくためには、シカ対策ネットを張った上で、モニタリングを続けていく必要がある。

===

ちなみに,僕は千年の森づくりでの“協働”のあり方について。

鎌田磨人・勝瀬真理子・森一生・花巻旬二.協働に基づく自然林再生と順応的管理-「徳島県高丸山千年の森」における取り組み.

<要旨> 徳島県上勝町高丸山周辺の伐採跡地では、地域住民、ボランティアグループ、研究機関、大学、徳島県等の協働によって自然林再生が行われている。徳島県の事業としてはじめられたこの森づくりは、現在は、上勝町で活動する12団体によって組織された「かみかつ里山倶楽部」が指定管理者となって管理運営している。周辺に残る自然林を参照して策定された森づくりの目標・計画のもと、一部事業地では29のボランティア団体が苗木の植え付け、下草刈り等を行っている。徳島大学では学生実習や卒業論文研究として、「かみかつ里山倶楽部」や徳島県森林林業研究所と連携し、植栽地や参照林におけるモニタリングを行ってきている。また、森林林業研究所は、里山倶楽部、地域住民、徳島大等と連携し、シカの食害対策試験等を実施している。モニタリングや試験の成果は、事務局機能を持つ「千年の森ふれあい館」に随時寄せられる他、学生の実習・研究成果は、「千年の森ふれあい館」が年度末に開催している「千年の森セミナー」の中で、学生自身によって報告されてきている。このようにして「千年の森ふれあい館」に集積された成果は、「かみかつ里山倶楽部会議」等での意思決定の場で活用されることで、順応的管理につながっていく。本報告では、植栽された苗木の樹種や密度、およびその生育状態に関するモニタリング調査の結果を紹介しつつ、上記の順応的管理に向けた協働のあり方について検討する。

==========

16日の夜は懇親会,そして二次会。

二次会は,石川先生(高知大)の案内で,「ひろめ市場」へ。たくさんの店がはいっている,いわゆる屋台市場。波田先生(岡山理科大)のグループと。楽しい一時。三次会にも行って,ホテルに帰ったのは2時過ぎだった。少しからんだような記憶も。。 

03

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月30日 (木)

研究室歓迎会

留年していた2年から飛び学年して4年になったもの,そして夜間の4年の研究室配属もきまって,研究室メンバーが確定。河口先生も加わった。多様なメンバー。

学生主催による歓迎会。不覚にも,僕は仕事を終えられず遅刻。

一人一人が語る夢と抱負・野望。楽しい。休学してアメリカに行き,マーチングのグループの一員としてがんばってくるという大橋。帰ってきたときには一回り大きくなっているのだろう。

皆の夢がかなえられるようになることが,僕の夢。

01_2

02_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

家中さんゼミ

28日。家中さんが徳島まで来てくれるということで,ゼミで話してもらう。

自然と人の関係,そして人と人の関係。資源として浮上する自然。学生が環境社会学に触れるのは,これが最初。かなりのインパクトがあったよう。

僕にとっても家中さんとの話はとても意義深かった。それぞれのグループの課題、すなわち「ステークホルダーと科学者の相互作用と協働の実態把握(家中)」、「レジデント型研究機関を中心とした科学者の変容の実態把握(鎌田)」を行う上で、家中さんは協働を生起させる地域の知識生産の過程を、また、僕は科学者(および地域のステークホルダー)を変容を生起させる相互作用的な意思決定過程やネットワーク構造を分析することに興味を持っていることが明確になったからだ。今後の研究会で、そうした分析視点を共有できればと思う。

================================================

日時:4月28日(火) 16時~18時
場所:共通講義棟 K503教室

タイトル:自然の資源化-慶良間海域のサンゴ礁の利用をめぐって

講師:家中 茂 先生(鳥取大学地域学部地域政策学科 准教授)
   http://www.rs.tottori-u.ac.jp/public_RP/manabi_yanaka.pdf

プロフィール:
専門;境社会学・村落社会学.地域資源管理をめぐる意思決定プロセス,権力関
係。生活の立場からの環境(問題)研究。フィールドは主に,沖縄,水俣。

主な著作:
2002「生成するコモンズ-環境社会学におけるコモンズ論の展開-」松井健編著『開発と環境の文化学』榕樹書林:81-112
2005『地域の自立、シマの力(上)』(新崎盛暉・比嘉政夫との共編著)コモンズ
2006『地域の自立、シマの力(下)』(新崎盛暉・比嘉政夫との共編著)コモンズ
2005『地方からの景観論』(鳥越皓之・藤村美穂との共著)農文協(近刊)
2007『資源人類学第6巻 自然の資源化』松井健(編者)、弘文堂、第2章「社会関係のなかの資源:慶良間海域サンゴ礁をめぐって」pp.83-119
2008『地方からの景観論:生活環境主義の政策論』農山漁村文化協会、第2章「コミュニティと景観」、第4章「開発と景観」
2008『入門 地域政策』小野達也・藤井正・光多長温との共編著、ミネルヴァ書房、第6章「コミュニティベースの政策論」
2008『よくわかる環境社会学』鳥越皓之・帯谷博明編著、ミネルヴァ書房、「践としてのまちづくり」担当
2008『環境総合年表』編集顧問、すいれん舎、「員石垣空港建設計画問題」担当
2008『漁村・水産業の多面的機能』山尾政弘・島秀典編著、北斗書房
2008「地域コミュニティの現在-沖縄における研究動向と竹富島の事例から」日本地方自治学会編『地方自治叢書20 合意形成と地方自治』敬文堂:105-133

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月27日 (月)

家中さん来徳

JSTの研究プロジェクト,「地域主導型科学者コミュニティの創生」で一緒に仕事をしている家中さん(鳥取大)が,上勝に触れたいということで,27日~29日の日程で徳島を訪ねてきた。

27日は上勝めぐり。樫原と府殿の棚田を案内したあと,ふれあい館,そして,千年の森に植栽してきている苗木を育ていてる田中さん宅へ。田中さんは,アメゴの養殖もやっていて40年の歴史を持つ。冷蔵庫にとってあったアメゴの卵をおみやげにもらって帰る。イクラよりもプチプチしていておいしい。田中さんと勝瀬さんの案内で,家中さんが植栽事業地に行っている間,僕はふれあい館にもどって,抱えてきた仕事をしながら待つことに。。

ふれあい館での澤田さんと家中さんの談義。アフォーダンス論でもりあがる。

家中さんからのメッセージ: 「印象的だったのは、アメゴのイクラ醤油漬け! 美味しいものがあるところには、人と自然のかかわりあいの深さを感じますね。天空に据わった家の佇まいなど、上勝のむらのかたちには惹かれます。かみかつ里山倶楽部の編成や今後の展開にも関心を惹かれました(ワークショップのご説明)。この3年間の経験をどのように記述していくのかも大切ですね。」

01

02

03

↑ 樫原の棚田。水車小屋の壁にとりつけられた活動記事を読む家中さん。

03_2

↑ 府殿の棚田

06

↑ 田中さんが育てている苗木

05

↑ ふれあい館では,地域の人が集まって写真展の準備が進められていた。地元の写真愛好家の方々が撮影したもので力作も多い。自分たちが住む地域の写真展を自分たちでやっていくってのはいい感じ。僕と上勝との出会いは,上勝の棚田写真展だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月23日 (月)

卒業式 & 謝恩会

卒業・修了式、そして謝恩会。晴々とした寂しさを味わう1日。

毎年のことだけど、毎年違う感じ。今年もほんとにいい1年だった。みんな、ありがとう。

みなそれぞれに、チャレンジングで、いい人生を歩んでください。

今年の修了・卒業生。

博士後期課程

  原田悦子

博士前期課程

  山下敬吾、  (坂本浩司)

学部

  花巻旬二、源 典子、安田富明、田川 良、松永 憲資郎、

  宮本駿、田村和己、姫野マリーナ、梅平徹也

1_2

Photo 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月13日 (金)

卒論発表会

博士論文公聴会,修士論文公聴会,卒業論文発表会と,今までの集大成の発表が続いていた.

ようやく終わって,一段落.僕もヘロヘロになりましたが,楽しかった.これから修正がありますが,とりあえずご苦労様でした.

◆ 2月11日(水) 博士論文公聴会

 原田悦子 「湿生・水生希少植物生育地の保全・再生適地を抽出するための階層的スクリー二ング手法に関する研究」

 荒廃がすすむ湿地生態系の保全・再生を優先的に行うべき場所を抽出するための手法を提案した。その特徴は、1)博物館等に蓄積されている標本情報と、行政等の公的機関等に蓄積されてきている数値情報等を用いて、希少湿性・水生植物が本来の生育可能範囲を潜在的生育適地図として作成し、2)次に現在の土地利用に係る地図情報等を用いて、種多様性が高く残る可能性のある地域を抽出し、3)現地調査を行うべき場所を絞り込んだ上で、その妥当性を検証するということである。

 本研究では、徳島県全域を対象として上記手法を用いて、具体的な保全・再生適地を抽出し、提案された手法の妥当性を示した。これにより、生物種の分布が明らかになっていない場合も、かなりの精度で重要な場を推定することができるようになる。そして、抽出された地域を重点的に調査することが可能となり、再生・保全適地を選定するための労力、時間、経費を大幅に削減することができるようになる。

◆ 2月12日(木) 修士論文公聴会

 山下敬吾 「官民協働による地域の自然資源活用型砂防事業の展開と評価」

 本研究は、「防災」・「経済」か「環境」か、という土木事業上の二項対立を超えて、「安心して生活できる地域」の構築に貢献していくための計画手法を提案したものである。
 まず、斜面崩壊の起こりやすい場所を広域的に推定する手法を開発し、樹林の違いによる斜面崩壊リスクが異なることを示した上で、徳島県域のリスク推定図を作成し、それと徳島における自然再生方針を示した「とくしまビオトーププラン」とをオーバーレイすることで、自然林型の樹林に転換しつつ砂防事業等を実施していくべき場所を抽出した。
 次に、実際の砂防事業現場での防災・環境教育の実施をとおして、地域コミュニティの自立的運営による持続的な防災・環境改善活動へと発展させていくためのプロセスを計画するための手法を提案した。
 最後に、上記2つの計画手法を統合し、計画立案から地域の自立的運営による防災・環境改善活動に至るまでの道筋そのものをデザインするための考え方を、プロセス・デザインとして提案した。

 山下君は,社会人修士.2年間の休学を経て,今年がラストチャンスだった.自らが業務で手掛けた仕事を評価したもの.ラストスパートは見事でした.

◆ 2月13日(金) 卒論発表会

 その様子は,梅平くんによって研究室のブログで報告されています.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月19日 (金)

卒論中間発表会 & 忘年会

毎年恒例の卒論中間発表会。18日,11時~18時。19日,12時~16時。

そして,忘年会。19日,17時30分~

◆ 中間発表については,梅平くん(B4)が研究室のブログに書いてくれてる。皆,それぞれにがんばってる。これからが追い込みだけど,できあがりが楽しみ。僕にとっても皆にとっても体力的には過酷な時間の始まり,かな。。 でも,ディスカッションの楽しみや,まとめの楽しみが味わえるのが,これからの時間。みんな,がんばって,そして楽しんで!

◆ 忘年会も,研究室のブログにアップ。中身はそちらでご確認を。

忘年会の途中,この1年について,それぞれに語ってもらった。皆,ゼミ旅行(蒜山三瓶山出雲大社)が大きな思い出になっているよう。出雲大社で縁結びをしっかりお願いしていた4人は,今年は成果が得られなかったらしい。。 

この研究室を選んだみんなが,仲良くて,楽しそうで,僕もうれしかった。来年もいい1年になったらいいなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

新町川釣り大会

いつものゼミの時間を使って,新町川釣り大会に研究室をあげて参加.新町川釣り大会は,9月27日にNPO徳島保全生物学研究会が開催した「新町川・助任川シンポ」で,「遊山箱を用いた街づくり」について話題提供してもらった郡さんらが主催しているもので,不定期に実施されている.夜8時~10時までの時間に,もっとも“長い”魚を釣り上げた人が優勝.今回は4回目(夜間の開催になってからは3回目)とのこと.

釣りに行ったのは,むちゃむちゃ久し振り.学生が釣っているのを眺めてようと思ってたのだけど,やっぱやってみたくなって,学生の釣り竿を借りて少し挑戦と思ったら,結局借りっぱなしになってしまった... 糸を何度もからませ,餌をつけかえてもらって,釣れた魚をとってもらって... 竹村くん,すみません.

釣果は.何匹つれたのかわからないけれど,ハゼはたくさん釣れた.それと,スズキ(だったっけ)が数匹.学生たちもみな,それぞれにたくさん釣っていた.今まで触れたことのなかった新町川の楽しさ.無心になれる楽しさ.いい時間を共有させてもらった.こんなゼミもたまにはいいものだなあ.そして,新町川って,徳島って,いいところだ.

こんな機会を与えてくださった郡さんに,感謝! 

00_sinnmachi_riv

02_open

03_turi

04_tureta

12_tureta

06_tureta

08_keisoku

 ↑ 今回の優勝サイズは27.5cm

09_tyouka

10_tyouka

11_kanpai

 ↑ 参加費1000円,One Drink つき. 乾杯! 本日の賞品は,新町商店街の焼き鳥やさんの食事代12000円分(24人の参加費の半分)

◆ 新町川釣り大会への参加は,NPOシンポの副産物.もう一つの副産物である,新町川に潜っての取材協力の様子はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月30日 (木)

GIS講義 by 丹羽さん

丹羽さん([株] 総合計画機構)に徳島に来ていただいて,GISでの解析技術を伝授してもらった.まずは丹羽さんの研究の背景と,進め方について2時間ほどの講義とディスカッション.そして,ELR2008で発表されていた,DEMを用いた流程区分の手法について実践的実習.

丹羽さんが構築された手法を,僕たちの研究室で進めている流域一斉水質調査の結果の解析や,オヤニラミの潜在的生息可能域の推定に使っていきたいと思ってのこと.

河川の環境保全目標を論理的に設定できる手法を構築すべき,との想いからコンサルの現場で研究を進められている丹羽さんの講義はとてもわかりやすく,面白かった.環境マネジメントを行う上での環境情報の統合し充実させていくことの必要性,普遍性を求めるのはなくそれぞれの現場に適用できる再現性をもった手法を構築することの必要性,“現場感覚”の重要性,そして個々の現場での実証.どの話も,僕たちが求めているものだ.

実習を受けた学生は新しい技術の洪水に少し途方にくれながらも,これからやるべきことが明確になったようだった.突然のお願いにもかかわらず,旅費だけの手弁当でかけつけてくれた丹羽さんには,本当に感謝!

Photo

Photo_2

夜は,我が家でおでんとビール,泡盛.竹村(M1)と,丹羽さんとはコンサル仲間でもある飯山さんが参加.途中,武知(M1)が上勝でもらったというシカ肉とアメゴの“イクラ”を持ってきてくれた.

研究で構築した論理と手法を,実社会でどのように実現させていくか.共有できるビジョンを持った人との話は本当に楽しい.話はつきず...

Photo_3  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月23日 (木)

研究室から

今,僕たちの研究室では博士後期課程4名(うち社会人2名),博士前期課程3名(うち社会人1名),4年生9名がいろいろな研究に取り組んでいる.9月からは,3年生5名が加わった.毎週水曜日の18時30分からのゼミで毎回2-3名が発表し,活動・進行状況を確認しあっている.

それぞれがゼミで発表したこと,それに対して皆から指摘されたこと,感想などを,研究室のブログにまとめて報告していくことになった.なるべく気楽に書き込んでもらいながら,自分の考えを整理したりまとめるのに役立ててもらえればいいと思ってのこと.僕も,それぞれの書き込みに対してコメントを書き込んでいく予定.

これをとおして,僕たちの研究室でどんなことをやっているのかを,いろんな人にも知ってもらえればと思っている.

それぞれ悩み,考えながら課題解決に向けて歩みを進めていこうとしているので,応援よろしくお願いします.

ところで,9月に開催されたELR2008での,源さんの研究発表に対するポスター賞の選定理由と,源さんの抱負が,景観生態学会のホームページに掲載されている.こちらもどうぞ.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月16日 (木)

草抜き

今年度2度目の工学部構内一斉清掃.研究室のメンバーと参加.年に2回実施している行事.皆で構内を掃除して,大学への愛着を深めるということで実施するようになったとのこと.まあ,互いにいろんなことを話ながら,皆で同じ作業する時間を共有することは,それなりに楽しい...

そういえば,前回の掃除のときにはネジバナが咲いているのを見つけ,これは抜かないで保護しよう,などということを話したのだった.選択的草抜き.. 来年も同じ場所で咲いているのを見つけられるだろうか.

Photo_2

 ↑ 大学では,こんなこともやているのです.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 4日 (木)

草原 三瓶山 埋没林

草原を巡る旅,三日目.

10時,草原を離れて三瓶小豆原埋没林の発掘地見学.3500年ほど前の三瓶山の火山活動による火砕流が谷を埋め,当時の森林が埋没された.小豆原に到達した火砕流は木々を燃やしつくさないほどにまで冷めていたため,幹を焦がしただけで森林を埋めた.それは樹齢500年程度のスギを中心とし,ケヤキやクリが混じる森林.

10mほどの地下に見る,過去の大地の動き.3500年前の500歳のスギの香り.過去の森の上に,水田や新たな森林がある.僕たちの生を超越する時間,そのロマン.僕たちはその前に立ち尽くした.

1_4

2_3

3

12時,世界遺産,石見銀山.埋没林のロマンに埋没した僕たちに,ここをゆっくり見る時間は残されていなかった...

Photo_11

14時30分,出雲大社.

1_5

まずはソバ.

Photo_9

そして参拝

Photo_10

みなに幸あれ!

22時,無事に大学に帰着.楽しく実りの多い旅だった.

今回の旅のマネジメントは竹村(M1).料理長;武知(M1),会計;田川(B4),昼食場所選定;源(B4),ギター;松永(B4),ドライバー;宮本(B4),竹村,田代(助教),鎌田.

蒜山でのアレンジメントは野田さん.案内は日置さん(鳥取大学),辻野さん(グランドワーク大山・蒜山幹事長/真庭自然を愛する会代表).

三瓶山でのアレンジメントは井上さん(三瓶自然館).案内は井上さんと高橋さん(近畿中国四国農業研究センター).

皆さん,本当にありがとうございました.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 3日 (水)

草原 三瓶山

草原を巡る旅,二日目.三瓶山.井上さん(島根県立自然館)のアレンジで高橋さん(近畿中国四国農業研究センター)も一緒に案内してくれることに.今日もまた,なんという贅沢.

14時,三瓶自然館に到着.井上さんによる三瓶自然館の案内.企画展で「大化石展」をやっていた.徳島県立博物館の標本も展示されていた.そういえば,この旅のきっかけとなった井上さんの徳島来訪は,この標本の借用だった.

15時,雨がおさまるのを待って,三瓶山を一周する草原めぐり.三瓶山の草原は,放牧地として利用されてきた.畜産業の衰退とともに,遷移による樹木の侵入や植林によって草原は激減.今は一軒の畜産農家が利用しているだけとか.

Photo_5

 ↑ 人工草地での放牧

Photo_6

 ↑ 自然芝草地.年数回,刈り取りを続けるだけでできあがる.牛を放牧してもこのような草地にすることができる.向こう側は年に1回程度の刈り取りで維持されているススキ草地.

Photo_7

 ↑ 高橋さんや井上さんの説明を聞くもの,草地に見とれるもの,さまざま.

Photo_8

 ↑ スキー場の草地.霧の中.. 右と左で色が違うのは,管理手法の違いによって植生が異なっているから.リフトをはさんで右側は職員の刈り取りによって,左側は1頭/1haくらいの密度での放牧で草地が維持されている.

17時,高橋さんのレクチャー.草原が持つ価値,生物のホットスポット,それを守ろうとする人の活動と人のネットワーク,これからめざすべき方向.現場で長くやってきた高橋さんの実直で説得力のある話.いいなあ.生の草原を見た後だから,学生もいろいろな場面をイメージできてるよう.

1

2_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 2日 (火)

草原 蒜山

研究室で草原をまわる旅.蒜山と三瓶山.

井上さん(島根県立三瓶自然館)が研究室で三瓶山の草原での保全活動を紹介してくれたことがきっかけ.ぜひ,現地を見に行きたいという竹村(M1)の発案で出かけることになった.竹村を中心に打ち合わせを繰り返し,草原の保全活動が行われている蒜山にも寄るることに.蒜山での案内は,徳島でシンポジウムを開催した時に来ていただいてからの知り合いの野田さんに依頼.

8時30分に大学出発,昼過ぎ蒜山着.前日の「グランドワーク大山・蒜山」のミーティングで野田さんと一緒だったという日置さん(鳥取大学)と,辻野さん(グランドワーク大山・蒜山幹事長/真庭自然を愛する会代表)が,野田さんとともに同行してくれて草原を案内してくれた.なんという贅沢.

大山隠岐国立公園鏡ヶ成の草原.マツムシソウの出迎え.僕が最も好きな花.残念ながら野生個体は少なくなり,植えられたものだとのことだったけれど.

Photo_7

ここの草原は,スキー場の周りや湿原の周りを除けば,草刈等の管理を行えていない.そのため,周辺から樹木が侵入し,草原が失われつつある.

Photo_6

草原の中には湿原もまた多い.土壌が薄く他の植物(特に樹木)が入り込めなかったことが草原の由来なのだろうけど,草原として維持されている間は蒸散量が少なく地表や地中を流れる水の量が多かった(樹木が侵入すると蒸散量が増えて水量は減る).それが,湿原を形成につながったのだろう.けれども,今,草刈等の管理が行われなくなり樹林化が進行しているために湿地も減りつつある.これに土地造成や水路改修が湿原の消失に拍車をかけた.水路を固定すると,全部の水が水路に集まり,湿原を維持しにくくなる.ここでは,環境省が湿地保全事業を行っているものの,成果は芳しくないとのこと.

Photo_5

 ↑ 日置さんによる草原や湿地の管理・再生についての説明

その後,野田さんと辻野さんの案内で,ジャージー乳牛を飼育しているという牧草地へ.景色はとてもいい.けれども,人工草地で植物の多様性は低い.

Photo

最後は,野田さんの案内で,鳥取大演習林の中に再生された湿地を見たあと,採草地として利用されてきた草地へ.ススキは,かつては農耕地の肥料や牛馬の飼料等として利用されてきた.そのため,農地周辺にススキ草地が維持されてきた.今,ススキは利用されなくなって,草地を管理する意味が失われてきた.それでも,蒜山には広大な刈取草地が残され,今でも維持されている.そこには,フサヒゲルリカミキリといった絶滅の危機に瀕する昆虫が住んでいたりする.その生息地を守るための草原管理も開始されている.

Photo_4

Photo_12

 ↑ 鳩が原

Noda

 ↑ 野田さんによる草原の管理についての説明

道すがら,辻野さんがいつも野菜を買っているという農家に立ち寄る.トウモロコシやトマトを収穫させてもらい,バーベキューの食材に購入.野菜がなっている様子を見るのも初めてという学生もいて,うれしそうだった.思いがけない楽しみ.「切り身の自然」から「生身の自然」への知覚の転換.

Photo_3

Photo_2

2

 うまっ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月30日 (土)

ナウシカ

千年の森で自然林再生を行うために苗木を植えている.その苗木がどれくらい育っているのかを確認して,これからの作業体系を考えるための調査を行うことになった.2004年に僕らの研究室の中野君が卒論でそれを手掛けた.今年は,それと同じ場所と新たに設定する場所で調査を行う.

先週に引き続き,今日も2004年に調査した場所を探し出すための作業を行った.GPSで記録した座標と,僕の記憶を頼りに探し出すのだけれど,下刈りがおいつていない事業地はススキにおおわれてしまっている.皆で背丈より高いススキの中をかきわけ,目印を探し出す.そして,一緒に来てもらっていた森林組合のおじさんたちに草刈をしてもらって,調査区を浮き上がらせる,という作業.

カーナビと同じで,GPSで近くにまではいけるのだけれど,その位置はかなりずれていて最後はグルグルまわってしまう.後は力まかせにその周辺をかきわけて探すしかない.記憶と人の習性というのはかなりあてになるもので,4年前に調査したときに見た風景を頭の中でよみがえらせつつ,また,僕だったらここに調査区を設定するに違いないという場所を探した結果,12個中,11個を発見.でも,どうしても見つからない場所が1か所があった.途方にくれてあきらめかけていた時,一緒に行っていたおじさんが,「あそこで印みたことであるで~」.それは,僕らが捜した場所から20mくらいはずれたところにあった.おそるべし,地元のおじさん!

今日のメンバーは,森さん(森林林業研究所),田中さん(地元の林家),武知(M1),花巻(B4),熱田(B3),そして森林組合から2人.

学生たちがもう嫌だって言うかと思ったら,楽しかったとのこと.みんな,外での作業が好きなんだなあと,うれしい気分にさせてもらった.ススキの中をかきわけて進むとき,ナウシカのようだと感じるのは僕だけか(ナウシカはオームの触手でつくられた“草原”の上を歩くのだけど)と思ってたけど,そうでもないのかも.. ナウシカがオームの存在価値を認め,それぞれの生き物がそれぞれの居場所で役割を果たせるよう信じて行動し,風の谷の生態系を回復したように,僕らの仕事が森林生態系の回復に役だったらいいなあ.

これからこの調査と解析は,森さん,勝瀬さん(千年の森ふれあい館),地元の林家の人,そして僕らで連携して行っていく.僕らの研究室では花巻くんを中心に進める.

Zigyouti

Sikaami

↑ 苗木植栽地にはシカ対策につくられたネットをあけてはいる.ジュラシックパークみたい.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月23日 (土)

合同ゼミ

21日の夕方から今日にかけて九州工業大の伊東研究室のメンバー16人が,ゼミ旅行でやってきた.21日には合同ゼミを開催.オープンゼミとして,学外にも参加をよびかけた結果,8人が参加してくれて総勢40人程度のちょっとした研究会になった.

伊東さんに特別講演をしてもらったあと,九工大から3人(明石くん[M2],高嶋さん[M1],大石さん[M2]),徳島大から3人(田代助教,源さん[4年],武知くん[M1])がそれぞれに発表しあった.それぞれの研究室のカラーがとってもよく出ていて,互いの学生にとってとても刺激になったみたいだ.僕もその刺激を楽しんだ.僕には,伊東さんの「"道"をデザインするのではなく,"歩く"をデザインする」という言葉が印象に残った.

合同ゼミのあとは,学生たちは徳島ラーメンを食べに出かけ,僕と伊東さんは... 2時まで.. 伊東さんと話す時は,いつも時間を忘れる.

Photo_2

Photo_3

22日は,上勝の「千年の森」へ.田中さんのガイドで,自然林を再生している現場,モデルとなったブナ林,そして,上勝の人たちで復元しようとしている「炭の古道」歩き.都市を主な研究フィールドにしている九工大のメンバーには,とても刺激になったようだ.「千年の森ふれあい館」の勝瀬さんのマネジメントに感謝.

夜はバーベキュー.豊かな気分になる,とてもいい時間だった.「山の楽校」の田上さんには,いつもお世話になる.

Bq1

Bq2

  Photo_4

合同ゼミと上勝でのエクスカーションのマネジメントをした源さんが,「九工大のみんなが,本当に楽しんでくれてよかった」と,本当に満足した顔で話してくれたのが,とても印象的だった.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月15日 (金)

学生たちと

お盆前からこの間,学生たちといくつかの学会の講演要旨をつくってきた。特にお盆の間は,大学の事務も休みとなって静かな環境の中で,学生たちとディスカッションできる.僕にとっては至福の時間.

あさって17日からは韓国で 「The 6th Annual Joint Seminar between Korea and Japan on Ecology and Civil Engineering」.僕と田代先生が出かける.晋州(チンジュ)という初めて行く場所.僕は「河童伝承から読み解く水辺の空間類型」について,田代先生は「絶滅危惧の魚であるカワバタモロコの生息地を保全するための用水路ネットワークの在り方」について発表することになっている.

http://www.ecesj.com/J/events/2008/200808JapanKorea.html

Kamada M., Amano H. & Shotake N. Classification of waterside environments based on "Kappa" folklore

Tashiro Y. & Sato Y. A new approach to zoning for conservation of Hemigrammocypris rasborella at irrigation canal

9月には景観生態学会・応用生態工学会・緑化工学会の合同大会があって,ドクター,修士,学部の学生たちと6つの発表を行う.源さんは4年生での学会デビュー. 頼もしい.

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jale/conferences/18th/ELR2008.htm

鎌田磨人・平井壮.河床変動パターンに基づく砂州上植物群落のポテンシャルハビタット評価.

源典子・鎌田祐輝・鎌田磨人.ジンリョウユリ個体群の構造と光環境.

武知宏弥・鎌田磨人.出猟カレンダーを用いたニホンジカの分布拡大予測モデル.

三橋弘宗・荒木田葉月・鎌田磨人.内湾度を定量化する方法.

荒木田葉月・三橋弘宗・鎌田磨人.内湾度からみたシギ・チドリ類の渡来地の評価.

竹村紫苑・荒木田葉月・三橋弘宗・鎌田磨人.内湾度を用いたマングローブ林の潜在的生育地の推定 .

そして11月には台湾でICLEEの会議.僕と田代先生と竹村君(M1)で出かける予定.

http://www.scape.com.tw/iclee/index.html

今日は久しぶりにゆっくりして,夜は友人と飲みに出かける.街は阿波踊り.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

リニューアル

研究室のホームページがリニューアルされた。ずいぶん前からの希望が,ちょっと霞の中にはいり,危うく消えそうになるところだったのだけど。。

今回から,なるべく新鮮な情報を,気楽に発信できるようにということで,ブログも用意された。お願いして作ってもらった手前,僕もなるべくいろいろな情報を載せていきたいと思う。研究室のみんなからも,随時,卒論や修論,D論の過程で出会った人・事とか,新しい気づきとかについて発信されていく,と期待。。

時々,この研究室に立ち寄ってください。

http://hozen-all.lad.jp/ecosystem/ecosystemmain.htm

このリニューアルは,修士1年の竹村君が手掛けてくれました。感謝!

| | コメント (0) | トラックバック (0)