生物多様性とくしま会議、7回目。ワークショップとしては6回目、徳島大学工学部建設工学科大セミナー室にて、18時45分〜21時45分。
今日の主要テーマは、とくしま会議として取りまとめる提言書の内容とスケジュールについて。市民として提言に盛り込めること、提言後に県と作るであろう協働体制の中で検討していくべき事項の切り分け。
以下、WSのまとめ(僕の私案も含んでる)。
1)市民提案すること
・徳島にあるべき自然の姿(長期目標)
・個別目標
・現状と課題
・生物多様性とくしま戦略を策定するための協働・連携の形
・タウンミーティングのあり方
・戦略の中での数値目標の必要性
・PDCAのしくみと役割分担を明確化することの必要性
2)県との協働で検討していくべきこと
・タウンミーティングをとおした地域課題の抽出
・課題解決のための具体的対策と数値目標
・経済的なしくみ
・戦略を進めるためのPDCAのしくみと役割分担の具体化
行政、市民(NPO等)、事業者。。
etc.....
市民提案しようとしている「目標」、「現状と課題」は、作業部会の成果を反映させる。今、部会によって進め方はそれぞれ違っている。当然、出てくる成果の形も違うだろう。次回の全体会議では、その整合性を図っていく必要がある。やるべきことと、スケジュールが明確になるにしたがって、皆さんの熱の入り方に拍車がかかってる感じ。
3月中の提案書完成と公表をめざす。限られた時間の中で、やることをやる。この責任感を持った動きは、市民連携の典型。この流れを絶たないように、そして、うねりを盛り上げていくために、事務局が果たす役割は大きい。参加者も事務局も、皆が生業としての仕事以外の時間をさき、身を削ってがんばってる。
会議の最後に、参加団体の一つから、「COP10成果についてのシンポ(勉強会)を2月に」、という提案。一方で、「今、そのようなイベントの準備に時間を割くべきではない」といった声も会場から。そうした反論は、とくしま会議の“今の時間”が重要という認識を持ってくれていることの反映。COP10の成果である「愛知目標(Aichi Target)」は、戦略を作る上では知って置かなければならないこと。また、そこに盛り込まれている数値目標は武器にもなる。
COP10の成果は、環境省がとりまとめて公表している。
●生物多様性条約第10回締約国会議の結果(ハイレベルセグメント結果等を含む)について(お知らせ) →リンク
●ポスト2010年目標(仮訳) →ダウンロード
●Aichi Targetの原文はCBDのサイトから →リンク
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1.はじめに
1)開会
2)本日の予定
2.情報の共有
1)前回ワークショップの振り返り
2)作業部会の実施状況報告
3.意見交換-1(全体討議)
1)提言書の構成と今後のスケジュールについて
(事務局報告)
2)主要提言について
・次年度以降の地域戦略づくり体制のあり方について
・次年度以降の作業部会のあり方について
4.意見交換-2(作業部会)
1)個別目標と課題について
2)全体目標(50 年ビジョン)について
5.作業部会報告
・作業部会取りまとめ報告について
6.おわりに
1)連絡事項
2)挨拶・閉会