NPO

2011年10月12日 (水)

「みなみから届ける環づくり会議」の幹事会

午後、「みなみから届ける環づくり会議」の幹事会。徳島県南部域の地域環境の改善活動を行う協議会。4部会(交通部会、竹林部会、水質部会、協働部会)から、活動について報告、情報の共有。そして、環づくり会議全体としての目標の再確認。全体をどうやってマネジメントするか。

協働とは”つながり”の維持と強化。それを継続するための事務局は誰が担うのか。誰がどのように費用負担するのか。環づくり会議での、今日のワークショップ課題。 

協働を支える事務局には、高いマネジメントスキルを持つ人が必要なのだけれど、社会ではその人の重要性が認識されていない。僕たちがするべきことは、まずは、そうした職能の見える化。そしてそのサービスに対して、正当な対価が支払われる仕組みづくり。そして、そのような社会マネジメントに関する知識の伝達とスキルの養成は、大学教育の中でも必要。そのようなことを考えながら、チャレンジ。

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2011年9月 1日 (木)

生物多様性とくしま戦略策定連絡会議 役員会

生物多様性とくしま戦略策定連絡会議の役員会(事務局会議).ロゴの選定.そして,タウンミーティングについて,部会間のすりあわせ.次から次と,共有すべき情報,合意すべき事項が出てくる.なんとか2時間で終了.あさってに予定されていた川・海・汽水に関するタウンミーティングは,台風のため延期.

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2011年8月27日 (土)

生物多様性とくしま戦略タウンミーティング in 上勝

上勝町のコミニュティーセンターで「生物多様性とくしま戦略タウンミーティング、森の恵みと里山のくらし今昔 in 上勝」が開催された。徳島県下9箇所で開催される生物多様性とくしま戦略タウンミーティングの第1回目。片山さん(徳島県自然環境課)、原田さん(生物多様性とくしま会議、かみかつ里山倶楽部)からの情報提供の後、4グループにわかれてワークショップ。
ワークショップでは、1.守りたい場所・いきもの、生活の知恵・伝統文化、2.利活用したい場所・いきもの、生活の知恵・伝統文化、3.保全と活用をさまたげるもの、についての意見抽出。参加してくれたのは28人、それぞれが積極的に意見を出してくれた。そして、それぞれのグループからの意見発表による全体共有。

この1年間、生物多様性とくしま会議の中で重ねてきたワークショップ。それに参加し続けた人たちが、今度はそこで得たそのスキルを使ってのワークショップ。様々な場での合意形成・協働を促していくための底力があがっていく。

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生物多様性とくしま戦略タウンミーティングのホームページは、こちら


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2011年8月 3日 (水)

生物多様性とくしま会議−タウンミーティングに向けて

生物多様性とくしま会議と徳島県が協働で開催していくタウンーティングに向けての、ファシリテータ会議。TMの進行方針についての確認と、意思統一。

そして、夜は生物多様性とくしま戦略策定連絡会議。タウンミーティング開始までに開催できる、最後の会議。共有すべき情報がもりだくさん。いつもよりたくさんの人が集まり、タウンミーティング(TM)に向けた具体的段取り。そして記録方法などの実践練習。皆さんのひたむきな情熱に脱帽。

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2011年8月 2日 (火)

新しい公共

「新しい公共」の二次審査、プレゼンテーション。徳島生物多様性とくしま会議から、新開さんの気合の入った挨拶。そして、岸村さんによる提案事業説明。生物多様性地域戦略策定後に、それを動かしていくための人づくりと、情報共有・発信のしくみ、モニタリングのしくみの構築をめざす。さて、採択されるか?

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僕は森岡さん、渡辺さんと「みなみから届ける環づくり会議」からの提案説明。拡大する竹林の協働管理のしくみ構築。JAあなん、バンブーケミカル研究所、王子製紙を核として、切り出し→一次加工→燃料利用の流れを作り出す。「木の駅プロジェクト」をお手本にした「竹の駅プロジェクト」。

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◆ 今から徳島県環境審議会。生物多様性地域戦略の策定について諮問されます。 11/08/02 9:40

◆ 新しい公共,環づくり会議による竹林管理プロジェクトも,生物多様性とくしま会議による戦略推進の受け皿づくりプロジェクトも,両方とも採択されたとの報告!! まずは安堵.責任も大きい.がんばろう。 11/08/08 21:05

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2011年7月12日 (火)

協働による活動−実施に向けた準備

7日、「生物多様性とくしま戦略策定連絡会議」。タウンミーティングに向けての準備がそれぞれの部会で進められ、場所と日程がほぼ確定した。市民団体がコーディネートにより、8月末〜10月初めまで県内9ヶ所で開催する。少ない時間の中で、ワークショップ運営技術も学んでもらわなければ。

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10日、「さめうら水源の森木の駅プロジェクト」に並行して動かす、「森の健康診断」打合せ。森の健康診断は10月2日に実施。それまでの間にリーダー養成講座を、上勝町の千年の森ふれあい館」とその周辺で開催していく。マネジメントは、千年の森ふれあい館の原田さん。

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12日、「みなみから届ける環づくり会議」の竹林WGによる社会協働実験の打合せ。木の駅プロジェクトを真似て、「竹の駅プロジェクト」とでも言うようなものを動かす。農家や集積場所の調整にはJAあなん,加工についてはバンブーケミカル研究所,販売先については王子製紙等の企業,課題・検討のまとめや調査・開発研究については阿南高専や徳島大学,地域との調整には徳島県や阿南市・那賀町が担い,農家の自伐による竹林管理のしくみを構築していく。9日に、WGメンバーで、竹の切り出しから集積場までに係る労力と、単位労働力当たりの切り出し可能量を測定するための試行実験を行なった。最も大きな労力は、伐採した竹材を道路まで搬出する作業。この部分に助っ人が必要かも。後は助成金が当たるかどうか。助成金がなくても手弁当でやるのだ、という皆んなの決意。目標と信頼関係で結ばれたチームは強い。このネットワークが作られるまで5年をかけてきている。

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2011年6月 9日 (木)

知事への提案ー生物多様性地域戦略の策定のあり方

「徳島県での生物多様性地域戦略策定に向けての提案」を知事に提出。
知事は14時から14時10分まで,わずか10分しか時間が取れない,とのことではあったけれど,新開さんの根回し,自然環境課の後押しによって実現。新開さんの用意周到さ,取材者への指示の手際の良さに脱帽。
知事には久しぶりにお会いしたのだけれど,新開さんからの提案に対する回答もきっちりと準備されていたようで,徳島県の希少種保護条例にある指定希少種や保護区設定に係る市民提案のしくみについて流暢に説明され,先進性をアピール。地域戦略について,どのような“新しさ”,“徳島らしさ”を盛り込みたいのか,何をどのようにするか,などについては言及しないままで,きっちり10分で終了。もちろん,あの場で何かを明言するなんてことはできないのだろう。どのような戦略にするのかは,これから環境審議会に諮問されて,県としての検討が始まることになるはず。
面談後の記者会見では,新開さんが持ち込んだ資料を壁にはり,そして,テロップまで持参で説明。また,脱帽。
いずれにしても,提案までは終わった。生物多様性とくしま会議は,県との協働によるセカンド・ステージへ。僕の役割も変わる。

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「徳島県での生物多様性地域戦略策定に向けての提案」のダウンロードは,ここから。

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2011年5月13日 (金)

徳島県での生物多様性地域戦略策定に向けての提案

「徳島県での生物多様性地域戦略策定に向けての提案」、公表されました。 
→ ダウンロード !!
20の市民団体の連携による「生物多様性とくしま会議」が、ほぼ1年かかりで議論・検討してきたもの。これから県との協働で、本格的な戦略づくりが始められることを期待。

とくしま会議の議論は、タウンミーティング開催のあり方に移行。環境省の地球環境環境基金の助成を得て、NPOで事務局を担当しながらタウンミーティングを進めていく。スケジュール、開催地、市民団体間および県との役割分担など、合意形成すべき事項はたくさんある。今日は、その考え方はまちまちだということが、昨日の会議でよくわかった。それら意見を念頭に、これから事務局でたたき台をつくる。

◆ ひさびさの鳴門、レンコン畑。この広大な湿地は氾濫原に生育してきた植物の宝庫。雑草のように生えている、アズマツメクサ、オオアブノメ、ミズアオイ。これらの生育地は、微妙に違う。今年と来年くらいで、ハビタットの違いを、水位変動の差などから明らかにしてみたいと思っている。10km解像度のメッシュを使った日本全国のポテンシャル推定から、10cm解像度のリアリティまでをつなぐ。それにしても、大学から15分で調査地に出かけられる幸せ。

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2011年4月 2日 (土)

生物多様性とくしま会議

生物多様性とくしま会議、18時〜。徳島での生物多様性地域戦略の策定のあり方について市民提案をめざす。1)生物多様性地域戦略の策定のあり方、2)生物多様性地域戦略として目指すべき徳島の姿・目標について。1年間かけて検討したきた提案の仕上げに向けた最終調整。これで提案書が完成する。

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◆ 自助・共助・公助。最近よく使われるResillienceという言葉は、環境変動に柔軟に対応できる地域(社会)の力。自助=地域力=Resilience ということか。4月2日 

◆ BIO-City, no.47 が発行された.正月を返上して翻訳した,「ユネスコ世界遺産 "イルム庭園(ワイマール,ドイツ)"」の生物多様性保全上の機能に関する記事や,「生物多様性とくしま会議」に関する記事が掲載されてます.号全体のテーマは「実践・生物多様性ーそのデザイン・ビジネス」.“COP10などの会議をうけて生物多様性に考慮した環境づくり、まちづくり、デザインについて考える. 3月8日 

◆ とくしま会議。みんなワークショップにもなれ、また、目標も明確になっているので、進行がスムーズ。何よりも、みんなが楽しそうなのがいい。そして、楽しさだけでなく責任感を持ってとりくんでいるのが、とてもいい。 2月3日

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2011年1月 6日 (木)

生物多様性とくしま会議 第7回

生物多様性とくしま会議、7回目。ワークショップとしては6回目、徳島大学工学部建設工学科大セミナー室にて、18時45分〜21時45分。

今日の主要テーマは、とくしま会議として取りまとめる提言書の内容とスケジュールについて。市民として提言に盛り込めること、提言後に県と作るであろう協働体制の中で検討していくべき事項の切り分け。
以下、WSのまとめ(僕の私案も含んでる)。

1)市民提案すること
 ・徳島にあるべき自然の姿(長期目標)
 ・個別目標
 ・現状と課題
 ・生物多様性とくしま戦略を策定するための協働・連携の形
 ・タウンミーティングのあり方
 ・戦略の中での数値目標の必要性
 ・PDCAのしくみと役割分担を明確化することの必要性
2)県との協働で検討していくべきこと
 ・タウンミーティングをとおした地域課題の抽出
 ・課題解決のための具体的対策と数値目標
 ・経済的なしくみ
 ・戦略を進めるためのPDCAのしくみと役割分担の具体化
   行政、市民(NPO等)、事業者。。
  etc.....

市民提案しようとしている「目標」、「現状と課題」は、作業部会の成果を反映させる。今、部会によって進め方はそれぞれ違っている。当然、出てくる成果の形も違うだろう。次回の全体会議では、その整合性を図っていく必要がある。やるべきことと、スケジュールが明確になるにしたがって、皆さんの熱の入り方に拍車がかかってる感じ。
3月中の提案書完成と公表をめざす。限られた時間の中で、やることをやる。この責任感を持った動きは、市民連携の典型。この流れを絶たないように、そして、うねりを盛り上げていくために、事務局が果たす役割は大きい。参加者も事務局も、皆が生業としての仕事以外の時間をさき、身を削ってがんばってる。

会議の最後に、参加団体の一つから、「COP10成果についてのシンポ(勉強会)を2月に」、という提案。一方で、「今、そのようなイベントの準備に時間を割くべきではない」といった声も会場から。そうした反論は、とくしま会議の“今の時間”が重要という認識を持ってくれていることの反映。COP10の成果である「愛知目標(Aichi Target)」は、戦略を作る上では知って置かなければならないこと。また、そこに盛り込まれている数値目標は武器にもなる。

COP10の成果は、環境省がとりまとめて公表している。
●生物多様性条約第10回締約国会議の結果(ハイレベルセグメント結果等を含む)について(お知らせ) →リンク
●ポスト2010年目標(仮訳) →ダウンロード
●Aichi Targetの原文はCBDのサイトから →リンク

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1.はじめに
 1)開会
 2)本日の予定
2.情報の共有
 1)前回ワークショップの振り返り
 2)作業部会の実施状況報告
3.意見交換-1(全体討議)
 1)提言書の構成と今後のスケジュールについて
  (事務局報告)
 2)主要提言について
  ・次年度以降の地域戦略づくり体制のあり方について
  ・次年度以降の作業部会のあり方について
4.意見交換-2(作業部会)
 1)個別目標と課題について
 2)全体目標(50 年ビジョン)について
5.作業部会報告
  ・作業部会取りまとめ報告について
6.おわりに
 1)連絡事項
 2)挨拶・閉会

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